考えすぎがやる気をなくす原因だった(めんどくさくて、「なんだかやる気が出ない」がなくなる本/西多昌規)

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西多昌規さんの「めんどくさくて、「なんだかやる気が出ない」がなくなる本」を読んだので紹介します。

毎日、仕事をしているとやる気が出ない日もあるかと思います。

やる気がでない、めんどくさいからといって、何もしないでただボーっと過ごすことができればいいですが、そうもいかない。

めんどくさい、やる気が出ない、と感じてしまう原因は何なのでしょうか?

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どんな本か?

この本の著者である西多昌規さんは、精神科医です。西多さんのもとには悩みを抱えた患者さんがたくさん訪れてきます。

ウツ病や精神的な病気を患うと、生気がなくなっていったり、やる気が出なくなってしまいます。

本書はやる気が出ない原因である社会的背景や心理を細かく分析し、やる気を出すためには必要不可欠な「モチベーション」を科学的に解説。

どうすればやる気が出てくるのか、実践的な内容が具体的に書かれています。この本からあなたのやる気を取り戻す方法を見つけましょう。

Q.やる気をなくす原因は何か?

目の前の仕事にすぐに取りかかれない理由

「やらなければならない」と分かっているのに、取りかかれないのは何故でしょうか?そこには5つの理由があると西多さんは言います。

1.「行動」する前に「頭」で考えなければならない

スマートなビジネスパーソン=無駄がない。

この図式があたり前になってしまっていることが、すぐ行動に移れない原因となっている。

とにかく失敗しないように、効率よくやるにはどうすればいいか。

そればかり考えてしまっているので、なかなか行動に移せなくなってしまうということです。

2.やる気を出してもいいことが起こるとは限らない

やる気を出せば、必ずいいことが起きるとは言えなません。

雇用形態が不安定になっていて、正社員なら一生安泰という時代ではなくなってきました。

やる気を出してもいいことが起こるかわからない・・・これがやる気を阻害しているそうです。

3.他人の評価を気にしている

「失敗したくない病」。

失敗したら恥ずかしい、失敗して批判されるのは嫌だ。

やらなければいけないことはわかっているが、それができないのは、

他人や周りからの評価を気にしすぎてしまっているから。

4.効率よく、きれいに格好よくやりたい

若者が「植物化」しているように思えてならない。こう西多さんは言います。

いかに自分を美しく見せるか。

コツコツと地味な作業を地道に積み上げるよりも、

便利なツールを使って効率的に仕事をする方が格好いいという風潮はある気がしますね。

5.やる気を出さなくても困らない

やる気なんかなくても、なんとかなってしまうのが今の世の中。

やる気を出すと何かが得られるという発想は持たないほうがいいかもしれません。むしろ、やる気を出さないと今のポジションからすぐに消されてしまうという危機感を持った方がいいように思います。

やる気を出してもいい結果が得られるとは限りません。

しかし、やる気を出さなければそのポジションを失うという現実があることを頭に入れておく必要がありますね。

では、やる気を取り戻すには何が必要なのでしょうか?

やる気を取り戻す方法

1.やる気を取り戻すには「好きな仕事」からやる

誰にでも好きな仕事・嫌いな仕事があると思います。

さらに、好きな仕事・嫌いな仕事の中身を細分化していくと、より好きな仕事・より嫌いな仕事に分けることができるでしょう。

作業興奮を得てやる気を出すためには、とにかく作業をはじめなければなりません。

その場合、基本的に、好きな仕事から始めるのが良いそうです。

やる気が下がっているときは、肝心なところからスタートするよりも、好きな作業から始めて仕事を継続していくほうがはるかにいい結果になると思います。

「好きな仕事なんてないよ」

そんな人は「まぁマシだな」という作業から始めるのも一つの手だそうですよ。

2.あえて自分にプレッシャーを与える

あえて自分にプレッシャーを与えるのも有効な方法です。

夏休みの終わりの宿題や、学校の宿題で締め切りギリギリになったらめちゃくちゃ集中して、一気に仕上げられることって結構ありますよね?

ヤバい!時間ない。と追い詰められた時の集中力ってすごいですよね。

これを「締め切り効果」と呼びます。

適度なプレッシャーは、やる気を促すいい起爆剤になる。

プレッシャーには

タイムプレッシャー(時間を設定して自分にプレッシャーをかける方法)

ピアプレッシャー(他人に監視されることによって自分にプレッシャーをかける方法)があるそうです。

図書館やカフェなどの他人の目があるところで仕事をすると、より集中できるのはこの「ピア・プレッシャー」によるものです。

図書館やカフェで仕事をしているビジネスマンや勉強をしている学生を見かけるのですが、これは自分にプレッシャーを与えて怠けないようにしているのです。

3.ごほうびでモチベーションを高める

何かを目指して頑張る、そして締切りを設けるということは、モチベーションアップさせるためには絶対に必要なことです。

「この仕事を達成したら○○しよう」

こういった「ごほうび」を考えるだけで楽しい気分になるし、頑張ろうと思えますよね。

しかし、ごほうびに対して苦手意識を感じている男性は多いかもしれません。

そんな時は、

・「高級料理店でなくてもいいので、いつもと違う店に食事に行く」

・「海外旅行ではなく、近場で行ってみたい・関心のある場所に行く」

・「いつも騒々しい都会にいるので、自然の多い場所に行く」

大切なことは「とにかく行ってみる」こと。

興味がない・面倒くさいと言わずに、とりあえずやってみるという姿勢が大事になってきます。

また、視点を変えると日常的にやっている「小さな楽しみ」もごほうびになるそうです。

コーヒーが好きな人は、

普段行っているチェーン店のカフェに行く回数を減らして、週末に格式のあるホテルのラウンジで高めのコーヒーを飲むとか、

お酒が好きな人は、晩酌の回数を減らして、いつも飲む発泡酒を週末だけビールに変えるとか。

無駄な出費を削って、その分をごほうびに使う。こういったメリハリをつけることが大事ですね。

休まなければやる気はでない

「休むことは意欲の源泉である」

意欲(やる気)を出すには、休むことが非常に重要です。休みなしで働き続けても、モチベーションを維持し続けるのは難しいです。

人生は短距離走ではなく、長距離走です。「人生100年時代」とも言われています。

人生を長い時間軸で考えたとき、やる気も長時間保っておかなければいけません。

やる気が落ちているなと感じたら、一度休んでリフレッシュして再スタートすればいいのです。


🔴まとめ

やる気が出ない理由はさまざまな要因があります。

やる気が落ちてきたなと思ったら頑張りすぎが原因かもしれません。そんな時は自分を労わっておもいきって身体を休ませてあげましょう。

やる気は、待ってるだけでやってくるものではないので、動くことも大切です。

身体を動かすこと、簡単な仕事に手をつけること、好きな仕事をやってみること。

小さなことから始めてみるといいと思います。

●目次

Chapter1 目の前の仕事にすぐ取りかかれない5つの理由

Chapter2 先送り、先延ばしの3つの心理状態と処方箋

Chapter3 「やる気が出ない」を止める8つのコツ

Chapter4 「めんどくさい」がなくなり、やる気を取り戻す7つの方法

Chapter5 「めんどくさい」「やる気が出ない」を変える8つの習慣

Chapter6 「やる気」を生み出す上手な7つの休み方