働く意味がわからない君へ/諸富祥彦 働く意味を見つめ直してみる

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今回紹介する本はコチラ

⇨諸富祥彦さんの「働く意味」がわからない君へ

自分なりに毎日一生懸命働いている。特に大きな不満があるわけではない。

しかし、ふと自分を見つめると、どこかむなしい。つまらない…

心にぽっかりと大きな「穴」があいてしまった。

なぜ働いているのか?働いている意味がわからなくなった。

そんな悩みや葛藤を抱えている人の「働く意味」を見つめ直すきっかけに。

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どんな本か?

この本は、働いていることの「意味」が実感できない。わからない。

そんな人に向けて書かれています。

生きることの意味、働くことの意味が実感できなくなった人が、それを再発見するための心理セラピーであるロゴセラピーを創ったV・E・フランクルの考えをベースにしています。

ロゴセラピーとは?

「生きる意味」を見出すのを援助する心理療法のこと。

ギリシャ語で「意味」を表す「ロゴス」と、治療・癒しという意味の「セラピー」を合わせた造語です。

心のむなしさ(実在的空虚)を抱えて苦しんでいる人が、自らの「生きる意味」を見つめ直し再発見するのを援助するための理論や方法を構築した。

フランクルはロゴセラピーを、

フロイトの「精神分析」、アドラーの「個人心理学」に続く3つめの潮流と位置づけています。

フロイトは「快楽への意志」を、アドラーは「力への意志」を、「人間の最も根本的な欲求」であると考えたのに対してフランクルは、

「意味への意志」こそ人間を最も強く動かしているものだと考えました。

人生の意味、働くことの意味を見いだせないまま、金銭や地位、名誉を求めて働き続けても心はむなしいままです。

日々の仕事に「意味」を見出し、「使命感」を感じて取り組むことができていると人間の心は深く満たされていく。

目の前の仕事を「自分の人生の使命」と感じて、無我夢中で仕事をしながら毎日をすごすとき、人は自分の心が深いところで満たされていることを感じることができると言います。

交換不可能な存在である

すべての人間は交換不可能であり、もしだれか他の人にとっては交換不可能ではないとしても、彼を愛している人にとっては交換不可能なのである。

「この仕事は自分がやらなくてもいいじゃないか」。

こんな風に感じることもあるでしょう。

しかし、誰にでもできる仕事のように思えても、そうではなく、その仕事であなたができることは、あなたにしかできないことなのです。

ほかの誰かではなく、あなたにしか果たすことができない何が、その仕事にはあるはずだと言います。

自分にしかできない工夫や、言われた仕事の+αを提供することによって、それは「あなたにしかできない仕事」になるのです。

自分の態度を決める自由

言われた通りだけの仕事をしていると自由に決められないので、モチベーションがあがらない・・・

仕事の選択の「自由」はそこにはないかもしれない。

しかし、それに対する態度を決める自由はあるということ。

「自由に決められない」と感じる場面においても、「それに対する態度を決める自由」だけは必ず残されています。

あなたが取る態度によってはその後の状況が大きく変わる可能性も十分にあります。

自分では決められない状況に置かれていても、それに対する「態度」を「自分で選び取っている」と意識することが、

人生における「自律の感覚」を高め、精神のエネルギーや健康を維持するのに有益に働くのだと言います。

「態度を決める自由」

意識したことがありませんでしたが、同じ仕事でも楽しそうにやる人とつまらなそうにやる人がいる。

この両者を分けるものが、まさにコレなんだと思います。

行動もそうですが、態度も「自分が選択しているんだ」という意識を持つことで仕事に対する意識を変えることができると感じた。

苦悩の唯一性と独自性

・同僚が仕事で苦しんでいる。

・友人がストレスでウツになった。

・子どもが病気になった。

自分にとって大切な人が悩んでいる、苦しんでいる状況は見ていて辛いもので、代わってあげたいと思う。

しかし、自分の人生に与えられた悩みや苦しみは、その人自身が引き受けて悩み苦しむしかありません。

これをフランクルは「苦悩の唯一性・独自性」と言いました。

例えば、「死」について。

ある人が、「死の危険」にさらされていると知った時、

「可哀想だから、私が代わりに死んであげたい」と思ったところでそれは不可能です。

何人も彼の代わりに苦悩を苦しみ抜くことはできないのである

その人が悩み苦しんでいることは、その人の人生にだけ与えられた独自のものです。

それを誰かが代わってあげることはできない。残酷ですが、その人が受け入れていくしかありません。

その人にだけ与えられた苦しみを、自分自身の悩み苦しみとして引き受け、悩み苦しみ抜くことは、飛躍的な人間成長の機会になりうると言います。

この成長のチャンスを逃すことなく、そこに立ち向かっていくことで、ぼくたちは成長することができるのです。


🔴まとめ

働くこと。人生について。仕事について。

これは多くのビジネスパーソンが抱えている悩みだと感じます。本書を読んで、生きるヒントを探してみてはいかがでしょうか。