変化を恐れずに変わり続ける(チーズはどこへ消えた?/スペンサー・ジョンソン)

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スペンサー・ジョンソンさんのチーズはどこへ消えた?を読んだので紹介します。

「チーズはどこへ消えた?」この物語をあなたはご存知でしょうか。

これはチーズを求め、迷路をさまよう二匹のネズミと二人の小人の物語。ネズミの名前は、スニッフとスカリー。小人の名前は、ヘムとホー。

「チーズ」とは、ぼくたちが人生で求めるもの。仕事、家族、恋人、お金、自由、健康などの象徴です。

「迷路」は、チーズを追い求める場所。会社、地域社会、家庭などの象徴です。

本書は今から約20年前に発売されたものです。しかし、どれだけ時間が経っても変わらない『普遍的な』大切な考え方を教えてくれる良書です。

状況の急激な変化にいかに対応すべきかを知ることは、激動の時代においてとても大切なことです。

変化を予期して変化にすばやく適応することができれば、変化は怖いものではなくなる。

むしろ、変化を恐れて変わろうとしない者は時代にとり残されていく。

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あらすじ

二人のネズミと二人の小人はチーズを探し求めるために迷路をさまよっていた。ある時、チーズを見つけ大喜びをする二匹と二人。

チーズを見つけた安心感と、喜びに包まれチーズを食べて、上機嫌で迷路を後にし家路へと戻った。

来る日も来る日もその迷路に通ってチーズを食べ続けた。

しかしある日のこと、いつものようにそのチーズのある迷路に行くとある変化に気づく。

そこにあったはずのチーズが消えている!!

二匹のネズミは次第にチーズがなくなっている変化に気づいていたため、動揺はするもののその場からすぐに離れ、新たなチーズを探すために再び迷路を進んでいた。

しかし二人の小人は、その状況を受け入れられず「チーズはどこへ消えた?」と叫ぶばかりでその場から離れようとしなかった・・・

何日もその迷路に通って、「なぜチーズは消えたのか?」その原因解明に力を注いだ。しかし、原因はわからず状況はどんどん悪くなる一方だったー

自分の愚かさを笑う

私は、自分と自分の行動がばかばかしく思えるようになったとたん、変わりはじめたのだ。自分が変わるには、自らの愚かさをあざ笑うことだ。そうすれば見切りをつけ、前進することができるのだ。

チーズがなくなっていることに気づいても、そこから動いて新しいチーズを探す行動をしなかったヘムとホー。

変化を受け入れられず、無駄な時間を過ごした今までの自分の行動がばかばかしく感じたホーは、その場を離れ新しいチーズを探し求めるようになった。

自分の行動を見つめ、自分の行動の愚かさに気づくことができた時に、人は「新しい行動」を起こすことができるということ。

物事を深く考えすぎない

物事を簡潔に捉え、柔軟な態度で、すばやく動くこと。問題を複雑にしすぎないこと。恐ろしいことばかり考えて我を失ってはいけない。

何で起きたのか?どうして?原因は何だ?と向き合うことはとても大切なことです。しかし、何日も掛けてその問題の「解」を探すことはしない。

“過ぎたるは及ばざるが如し”

度が過ぎることは、足りないことと同じくらい良くないこと。

何事もほどほどにしておくことが大切だというこの教えにもあるように、起きてしまったことは結果として捉え、その変化にすばやく対応する。そうすれば、行動にブレーキをかけるのを防ぐことができると感じます。

毎日の小さな変化に気づくことも大事。

小さな変化に気づければ、やがて来る大きな変化にも柔軟に対応することができるからだ。

変化は起きる

変化を予期せよ

変化を探知せよ

変化にすばやく適応せよ

変わろう

変化を楽しもう

進んですばやく変わり 再びそれを楽しもう

慣れ親しんだ環境や状況を変えることは怖いことです。

うまくいくかな?うまくいかなかったらどうしようと変化を恐れて行動にブレーキをかけてしまう。

しかし、変化は起きるもの。変化を予測し、それにすばやく適応していけば、変化はそんなに怖いものではない。

この本を読むと、変化に対して少し前向きな気持ちになれる気がします。


🔴まとめ

物語の登場人物のスニッフ、スカリー、ヘム、ホーの性格は四者四様で、それぞれが違う価値観や考え方を持っています。

性格の異なる二匹と二人の行動はとても興味深いものを感じた。

変化は起きるもの。変化を恐れてはいけない。

そんなこと頭ではわかっている。けれど、いざその場面に出くわすと怖気づいてしまって一歩が踏み出せなくなる。

ヘムのように状況を受け入れずいつまでもその場に居続け、変化しようとしなければ状況はどんどん悪化していくだけ。

変化の先にあるいい事を想像することで「変化」を前向きに捉えることができるようになる。

そんな当たり前だけど、大切なことを教えてくれる。