大切なことは「好き嫌い」で決めろ!/千田琢哉 決断に迷ってしまう人へ

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千田琢哉さんの大切なことは、「好き嫌い」で決めろ!を読んだので紹介します。

好きな人と、好きなことだけやっていく。自分自身の『直感』を信じれば人生が好転できる。

「好きな人と好きなことばかりやっていると罰があたるよ」という人もいるかもしれない。

しかし、それは嫌いな人と嫌いなことばかりやっているその人が、嫉妬しているだけだ、と千田さんは言う。

本書は、”直感”を信じて人生を好転させる方法について書かれています。

《目次》

●「好き嫌い」は意思決定の最優先事項である

●仕事は「好き嫌い」で決めろ

●働き方は「好き嫌い」で決めろ!

●人間関係は「好き嫌い」で決めろ!

●恋愛は「好き嫌い」で決めろ!

●人生で大切なことは「好き嫌い」で決めろ!

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決断の根拠は「何となく」でいい

嫌なものは嫌であり、そこにいちいち理由などないのだ。(21ページ)

引き受けるのに理由は要らないし、求められても答える必要なんてない。

「何となく好きだから」以上の理由などこの世に存在しないのだから、と千田さんは言います。

色々と理由をあれこれ並べても、結局嫌いなものは嫌いだし、好きなものは好き。これは変えようのないことです。

だったら『なんとなく』という理由だけで充分なのかもしれません。

好き嫌いの決断を支えてくれるのは、あなたの教養だ

自分の好きな分野を掘り下げていく教養の大切さ。本を読む。勉強する。人に会う。旅をする。

教養を養っていくなかで、自分の「好き」「嫌い」の軸が確立していくんだとぼくは感じました。

決断は100%好き嫌いでするべきだが、それを支えてくれるものはあなたの教養です。

教養を蓄積し、磨いていくことで好き嫌いの”直感”が生きてくる、と千田さんは言います。

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嫌いな人よりやっかいなのは、圧倒的多数のどうでもいい人々

  • 職場での人間関係
  • 友人の人間関係
  • 家族の人間関係
  • 恋人との人間関係

すべての人が人間関係に対する不満や悩みを持っていると思います。

人間関係で悩んでいる人にとっては毎日が地獄のように苦しいと思います。

ぼくも、職場の人間関係で毎日悩んで苦しい経験をしたことがあります。しかし、もう少し別の角度からこの問題を捉えてみよう、と千田さんは言います。

本当に、あなたにとってその人間関係は、悩むに値することなのだろうか。

職場の人間関係に本当に深刻に悩んでいるなら、異動願いを出すかその職場を退職すればいいんです。

それをしないということは、もしかしたらその程度の悩みであり、その悩みの種である相手も、”どうでもいい人々”なのかもしれません。

仕事に限らず、恋人との人間関係で悩んでいるなら別れる、一旦距離を置くといった方法をとればいいし、家族なら、家を飛びだして独り暮らしをすればいいでしょう。友人なら、自分から連絡するのを止めて距離をとるという方法もあります。

具体的に行動しないのは、本気で「これではいかん!」と思っていないからだ。(131ページ)

人は自分の気持ちを誰かにわかってもらいたい生き物だと思います。

それは同情なのかもしれないし、共感かもしれません。

「私、こんなに大変なの!」と愚痴を言うことで、「大変な自分」や「かわいそうな自分」に酔っているだけかもしれません。

世の中は”どうでもいい人々”が圧倒的多数であり、ここに時間を費やすべきではありません。

どうでもいい人々のために寿命を削るくらいなら、好きな人のために時間を費やすべきだ、と千田さんは言います。

まさに、その通りだと感じました。恋人や好き人ができると、嫌いな人のことを考える時間が少なくなって、ストレスが減ると言われています。

それは、好きな人のことで頭がいっぱいなので、嫌いな人について考える暇がなくなるからです。

人間関係のストレスから解放されたいなら、圧倒的多数のどうでもいい人々のことなど気にせずに、好きな人に集中する。

「嫌いじゃない」ではなく「大好き」。「好きじゃない」ではなく「大嫌い」。

嫌いな相手のことを「あの人、好きじゃない」。好きな相手のことを「あの人、嫌いじゃない」と表現する。

どうしてこんな曖昧な表現をしてしまうのでしょうか。

千田さんは、一万人以上のビジネスパーソンと対話をしてきて彼らの口癖を観察しているうちに、面白い事実に気づかされたそうです。

「嫌いじゃない」「好きじゃない」といったあやふやな表現を頻繁に使っていた人は、あやふやな人生を。

「大好き」「大嫌い」というようにハッキリした表現を使っていた人はハッキリした人生を送っていた。

好き嫌いをハッキリさせるとは、自分の人生をハッキリさせるということだ。(142ページ)

ハッキリとした言葉を使うということは、自分の人生に責任をもつことです。

意見をハッキリすることで批判を受けることもあるでしょう。SNSでは自分の意見をハッキリ表現しすぎると炎上することもあります。

しかし意見をハッキリと言う人にはアンチだけでなく、熱狂的なファンがついてきます。

熱狂的なファンを持ってる人は強い。ハッキリとした表現を使うことは自分に嘘をつかない、自分の意思をハッキリとさせることなのです。

熟睡のコツはすべてを好き嫌いで決める

なぜ、好き嫌いで決めると熟睡できるのか。

好き嫌いで決めると納得感があるからだそうです。

「失敗の多い人生」を送るからストレスが溜まるのではなく、「納得感のない人生」を送るからストレスが溜まるのだ。(217ページ)

失敗や上手くいかないことがストレスになっていると感じていましたが、納得感がない、納得できていないからストレスが溜まる。

好き放題に生きると、周囲に迷惑をかけるのではないかと心配する人がいる。だが、それは傲慢というものだ。(218ページ)

好き放題に生きようが我慢して生きようが、周囲に迷惑をかけないで生きることはできません。

人は独りでは生きていけないように、たとえどんな人生を歩んだとして多かれ少なかれ誰かに迷惑はかけているのです。

むしろ、我慢して人生を生きている人のほうが、「こんなに我慢しているのだから、このくらい許してくれてもいいのに!」と間違った方向に暴走してしまうのです。

自分が我慢しているから、他人にも我慢を強要してしまうのです。

好き放題生きるか、我慢して生きるかは個人の自由です。

しかし、自分自身が我慢しているからといって他人にもそれを求めるのは間違った考え方です。

少なくともぼくはこんな風に他人の人生を縛ってしまう人にはなりたくない。

「1度くらい好きなことをやってみたかった」という遺言だけは、ごめんだ。(234ページ)

人が死ぬ直前に後悔する5つのことを知っていますか?

その中のひとつがこれです。

「もっと自分らしく生きればよかった」

挑戦してみたい、やってみたいことがあった。けれど、社会の常識やルール、家族の意見を尊重しすぎるあまり、自分の素直な気持ちを押し殺してしまった。

死に直面したとき、人生を振り返ってみて後悔していることがあることに気づく。

人生の終わりに後悔しないために思う存分好きなことをする。

そうすれば、人生の最期に「後悔のない人生だった」と心から言えるのではないでしょうか。

まとめ

本書は「好き嫌い」で決めていいんだ!という強いメッセージ性を感じるものでした。

ここには書ききれませんでしたが、

“しんどさをしんどいと感じないのが好きなことだ”という箇所はひとつ学びになった部分です。

色々な理由を並べても結局、好きなものは好き。嫌いなものは嫌い。

それなら、「なんとなく」という理由だけで充分なのかもしれません。自分の直感を信じて決断してみましょう。