「シングルタスク」を読んで…一点集中術の重要性を知った

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「シングルタスク 一点集中術」を読みました。

デボラ・ザックさん(著)/栗木さつきさん(訳)

表紙に釣られて思わず手に取って読んでみましたが、説明が分かりやすくスラスラと読めました。

シングルタスクは生産性とパフォーマンスを劇的に変えるものです。

日々のタスクに追われて充実感を感じられず疲労感だけが残っていませんか?

それは、マルチタスク(同時進行)が原因かもしれない・・・

同時に沢山のことを行なっていて気が付けば時間だけが経っていて全てが中途半端な状態。

日々、沢山のタスクをこなしているのに充実感や満足感を感じられない・・・

それは、マルチタスクが原因だったことに気がつきました。

●日々、タスクに追われて充実感を感じられてない人

●人間関係でのすれ違いや誤解を解消したい人

●集中力を持続させることができなくて困っている人

にこの本はオススメしたいです。

シングルタスクの原則

一度に1つの作業に集中して生産性を上げる

マルチタスクではなく「タスク・スイッチング」

そもそも人間はマルチタスクなどしていなかった!?

本書では人間の脳は複数のことに注意を向けることができないと主張しています。

これは衝撃的でした。

スタンフォード大学の神経科学者ヤル・オフィル博士は

「人間はじつのところマルチタスクなどしていない。タスク・スイッチング(タスクの切り替え)をしているだけだ。タスクからタスクへとすばやく切り替えているだけである。」と、説明している。

2つのことを同時にしているように見えるがそれは錯覚である。

実際はタスクを瞬時に切り替えているだけで、注意を向けている対象は常に1つだということ。

話を聴きながらメールを打っていた場合、最初は相手の話に耳を傾けて聴いていても、メールの内容に目をうばわれた途端に相手が何を話していたのか分からなくなるという事が起こってしまう。

メールか相手の話か。

どちらに注意を向けるか選ぶ必要があります。

フロー状態に入る

完全に集中すること=没頭すること。

人はある作業に完全に集中するとフロー状態に入ることができると説明。

しかし、タスク・スイッチングを繰り返していると目の前の作業だけに集中することができないのでフロー状態に入る可能性はゼロになってしまいます。

何かに没頭する時、大切なことは「目の前のことに完全に集中すること」です。

「心」と「身体」を一致させる

心と身体を一致させることの重要性。

会議やミーティングに参加しながらメールの返信をしたり、他の業務のことをしていては、身体はそこにあるが心ここにあらずの状態です。

その状態では会議の内容は頭に入ってこないでしょうし、意見を求められた時に話を聞いていないため、良い返答をすることは難しく信用を失う恐れがあります。

心ここにあらずの状態をやめて、目の前のことに一点集中することで仕事の生産性と信頼性を同時に勝ち取ることができるようになります。

シングルタスクで人間関係が良好になる

あなたは部下や同僚の話を聴きながら、メールの返信や他の作業を同時にしていませんか?

相手の話に耳を傾けているつもりかもしれないですが、後回しにされていることは

伝わっていますよ。

「自分の話よりもメールが大事なのか・・・」自分を蔑ろにされて相手に嫌悪感を感じない人はいないでしょう。

ぼくたちは当たり前のように常に2つのことを同時に行ってしまっています。

それをやめて、目の前の相手だけに集中すれば自分と相手の関係性は今よりももっと良くなると感じます。

沢山のタスクや仕事に追われていると忘れがちになってしまいますが相手の立場に

なって考えていくと何を大切にすべきかが見えてくる気がします。

優先順位をつける

沢山のタスクを抱えていると何を優先すべきかが曖昧になってきます。

そこでタスクを書き出して優先順位をつける作業をします。

本書では

・バイタル・フュー「ごくわずかな重要なもの」

・トリビアル・メニュー「些末な多数」に分類するのが効果的だそうです。

重要のタスクと後回しにできるものを区別すること。

仕事を始める前に、今日の予定を書き出してリスト化する時間をつくる。

そうすることで優先して取り組むべきことが何かが明確になります。


🔴まとめ

SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になるについて書いていきました。

マルチタスクは錯覚だった!

マルチタスクが当たり前の世の中ですが、ぼくたちがマルチタスクだと思っていたことは高速なタスクの切り替えに過ぎなかった。

一点集中することで、人間関係も良くなり、仕事の生産性も良くなることがわかりました。

これからは同時進行はやめて、目の前のことひとつにだけ集中してみようと思います。