資本主義のルールを知ろう(超入門資本論/木暮太一)

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コモディティ化せずにこの世を生き抜く方法

1.変化耐性をつける

変化に慣れていない、変化を怖がってしまう人は、変化に対する耐性を身につけておくことが大切。

変化といっても、通勤ルートを変えるとか、ふだん行かない定食屋さんに行くとか、使っているボールペンを変えるとか、そういうことではありません。

気分が乗らないこと、プレッシャーを感じることをやってみるということだそうです。

例えば、

・新規開拓の飛び込み営業をしてみる、

・知らない街にたったひとりでボランティアに行ってみる、

・週末に有料の勉強会を開いてみるなど。

日々、プレッシャーを感じることを経験することで変化による耐性を身につけることができるということです。

2.能力を汎用化させる

自分の能力が、その会社でしか使えないと、外に出ることができず、その企業に依存することになってしまいます。

仕事の意味を自問することが大切だと木暮さんは言います。

この仕事がどのように役立っているのか、自分はどんなスキルを使い、何の仕事をしているのかを一生懸命探すこと。

仕事の意味を自問するのに役立つのが、抽象化。

日々行っている仕事を一歩引いたところから見て、抽象的に考えるそうです。

「DMを送る作業」でも、視野を広げれば「お客様との関係を築く行為」に、「ルート営業」は、「その地域のファンを増やす行為」になるかもしれません。

自分が仕事を通じて身につけた能力・知識・スキルはどのように応用できるかを考えなければいけないと木暮さんは言います。

目の前の仕事を抽象的に考え、どう役立っているのかを探すことで、違う業界でも応用できるスキルに変えることができるのです。

3.USPを身につける

USPとは、Unique Sales Propositionの頭文字を取った言葉です。

日本語で言うと「独自のウリ」。つまり、他の商品にはない、その商品だけが持っている強みです。

USPがあれば、コモディティにならず、商品を高い価格で売れることができる。

価格競争の激化している今の世の中で、商品を高く買ってもらうには「独自のウリ」を見つけることがとても重要な課題です。

USPをつくる要素は3つ

・顧客に提供するメリットがある⇨人の役に立つこと。

・ライバルがいない(かなり少ない)⇨他に提供している人がいない、かなり少ない。

・マネしずらい⇨その労働をするのに必要な知識や経験が膨大。

🔴ポイント

相手にとってメリットがあり、ライバルが少なく、
時間とコストをかけて積み上げられるマネされにくいウリをつくる。

🔴まとめ

「超入門資本論」を紹介しました。

入門ということでわかりやすい説明でした。資本主義について何も知らない人でもこの社会の仕組みを理解することができるものだと感じました。

スポーツをするときにルールを知らずに始める人はいません。ルールを聞かずにコートに入る人もいません。この社会のルールを知らずに会社を選んで、入社し、仕事を始める。

「いつまでたっても変わらない」「どれだけ頑張ってもしんどい」。

それは「ルールを知らないから」。このことに気付くきっかけをくれた。

この疑問を150年前にすでにマルクスが解決していたというのは驚きでしかない。