信用持ちは現代の錬金術師である 革命のファンファーレ/西野亮廣

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今日紹介するのは、西野亮廣さんの革命のファンファーレ 現代のお金と広告

革命のファンファーレは鳴った。

農業革命よりも、産業革命よりも、大きな革命が直撃した。情報革命だ。

インターネットにより、距離や時間の壁がなくなった。さらにロボット技術も日に日に進歩している。

超高速回転で、ものの売り方、働き方、お金の形、常識、道徳が変わっていくと西野さんは言う。

しかし、残念なことに人生の先輩である親や先生ですらこの革命を経験していない。

「好きなことをして生きていけるほど、世の中は甘くない」。

何度となく聞いたことがあることばでしょう。

「お金=ストレスの対価」。これが親世代の常識であり、この考え方をぼくたちは知らず知らずのうちに頭の中に刷り込まれてしまっている。

ここからは、”好きなことを仕事化するしか道が残されていない”時代だ(10ページ)

好きでもない仕事は消え、好きなことしか残らなくなってきている。

多くのインフルエンサーが「好きなことをしよう」と口を揃えて言う。

ストレスのたまる仕事はロボットに代替えされていく。これからの時代に必要なものは「嗜好性」である。

クラウドファンディングで、一億円を調達し、絵本「えんとつ町のプペル」を32万部売った男の頭の中を覗いていく。

●お金を稼ぐな。信用を稼げ。「信用持ちは」現代の錬金術師だ。

●意思決定の舵は「脳」ではなく、「環境」が握っている。

●「好感度」と「信用」、「認知」と「人気」はそれぞれまったく別物だ。

力づよい、飾り気のない真っ直ぐな言葉が多い印象を感じた。

キングコングの西野亮廣のイメージが強かったぼくは、『この人天才だ!』と率直に思った。

テレビのイメージは世間から人気のない「嫌われている芸人」というイメージしかなかったが、この本を読んで今までのイメージが180度変わった。

えんとつ町のプペル、革命のファンファーレ、クラウドファンディング。練りに練られた戦略で、すべてが圧倒させられるものだった。

現代のお金と広告。

本書は、西野さんが考える「お金」と「信用」の獲得手段、クラウドファンディングでどのようにお金を調達したのか。

さらに、絵本「えんとつ町のプペル」を32万部売った緻密な戦略についてもて余すことなく紹介しています。

西野さんが考える現代の「お金」と「広告」とは何か?

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信用持ちは現代の錬金術師だ

お金とは『信用を数値化したもの』だとホリエモンは言っている。

西野さんもこれに対して同じ考えを持っていて、まもなく「貯金」の時代が終わり、信用を貯める「貯信」の時代が来る、いやもう来ていると。

いかに信用を貯められるか、多くの信用を勝ち取ることができたものがこれからの情報革命の時代を生き残ることができる。

認知と人気の違い

人気タレントにはファンがいるが、認知タレントにはファンがいない。

認知タレントには「好感度」があるだけ。

ひとたび好感度が下がればスポンサーは離れ、需要はなくなっていく。

信用を勝ち取るために大切なことは、

・嘘をつかない

・自分の意思を明確に表明する

・嘘をつかなければならない環境から脱却する

意思決定の舵は脳ではなく、環境が握っている

ぼくたちは自分の意思決定を「脳」が信号を出して行っていると思っているがそれは間違いで、意思決定は『環境』によって行われているのだと西野さんは言う。

本音を出せない環境、嘘をつかざるを得ない環境、これがぼくたちに「嘘」をつかせているということ。

そうであるならば、変えなければいけないのは、環境ということになる。

ビジネスマンの多くは、芸能人のように嘘を並べてその場をしのがなければならない場面というのはそんなに多くはない。

しかし、社交辞令も自分の気持ちを偽っているという点では同じなのかもしれないと感じた。

「今度○○しましょう」「今度△△行きましょう」。このような類のビジネスにおける会話。

お互いがどれほどの本気度で言っているのかによっても変わってくるがこちらは社交辞令のつもりで言っていても相手は本気で次回会えることを期待していたとしたら。

その約束をやぶってしまえば相手からの信用を失ってしまうのは当然のこと。

こういった小さな積み重ねが信用を失わせていく。

一度失った信用を取り戻すのは簡単なことではない。

だからこそ、信用を失ってしまいかねない(噓をつかざるを得ない)環境から抜け出すことが何よりも重要なことになる。

インターネットが破壊したもの

インターネットは物理的な制約を破壊し、ありとあらゆるものを無料化した。

えんとつ町プペルの無料公開。

なんと、「えんとつ町プペル」の全ぺージを発売から3ヶ月後に無料公開してしまったそうです。しかし、この「無料公開」により売り上げは大きく上がることに。

フリーミア戦略

フリーミアとは、基本的なサービスや製品は無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能については料金を課金する仕組みのビジネスモデルのこと。

分かりやすい例がスーパーの試食。

小さく切ったソーセージを無料で提供し、「一袋欲しいひとは、お金を払って買ってね」というアレ。

化粧品のサンプルなんかもそう。

さらに音楽サービスや動画サービスなんかでもこのやり方が主流になっていると感じます。

Amazonプライム、FOD、Huluなどの多くは、2週間や30日間など期間はバラバラですが、無料でサービスを体験してもらって、その上で買うか?買わないか?を判断してもらっている。

「人が時間やお金を割いて、その場に足を運ぶ動機は、いつだって「確認作業」で、つまりネタバレしているモノにしか反応していない」(128ページ)

時代の流れを読み、無料公開したことで、「えんとつ町のプペル」は多くの人に愛される作品となったのです。

行動しない人間はアホである

一歩踏み出すために必要なのは、ポジティブシンキングではなく、ロジカルシンキングだ(301ページ)

行動することに、勇気は必要ないと西野さんは言う。

一歩踏み出すのに勇気が必要だと思っているなら、情報を仕入れたほうがいい。

情報が不足していることで漠然とした不安や恐怖を抱えてしまう。そのことが一歩踏み出すことを躊躇するブレーキになっているということ。

行動できない理由は、情報収集をサボっているからだとする考え方はわかりやすい。

僕はまもなくこの本を書き終える。そして直後に、次の行動を起こす。キミはまもなくこの本を読み終える。さあ、何をする?キミの革命のファンファーレを鳴らすのは、キミしかいない(309ページ)


🔴まとめ

これからの時代に必要なのはお金ではなく『信用』。

この本を読んでいると、すぐに行動したくて身体がウズウズしてくる。

●何かを変えるきっかけがほしい 

そんな人におすすめです。

紹介した本はコチラ⇩