お金持ちが裕福であり続ける理由(お金持ちのお金はなぜなくならないの?/宮本弘之)

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「お金持ちのお金はなぜなくならないの?」著者は宮本弘之さん。

お金持ちはの人はなぜ、あんなに豪遊しているのにお金がなくならないのか?

あなたは疑問に思いませんか?

豪華な食事や何万円もする服や旅行。

贅沢しているはずなのに「お金がなくならない」のは何故なのだろうか?それを知りたいと思いこの本を読むことにしました。

本書は「どうしたらお金持ちになれるか」という内容ではなく、

お金が増えれば起こること、お金が増えたり減ったりする原理について、私たちの社会におけるお金持ちの存在意義について様々な角度から分析し、

「お金持ちのお金がなくならない」理由を明らかにしています。

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お金持ちに共通する本質

日本のお金持ちに共通して見られる多くの特徴があり、特に本質的なポイントは次の7つに整理できます。そう宮本氏は言います。

  1. 充分な元手がある
  2. リスクを取る勇気がある
  3. お金以外の「無形の財産)を築く
  4. 贅沢に見えても「活きたお金」の使い方をする
  5. 「負のレバレッジ」を避ける
  6. ピンチをチャンスととらえる
  7. 信頼や堅実さを大切にする

お金持ちはポジティブに借金をする

お金持ちが借金をする3つの理由

  1. 現金化しにくい財産を持っている
  2. 不動産投資の場合、融資を利用すれば投資効率を高められるから
  3. 事業のために自らが連帯保証人になって融資を受けていることが多いから

1の現金化しにくい財産とは、土地や自社株です。

不動産や自社株などの流動性の低い財産の占める割合が高いと、使えるお金は限られてくるため、借金をする必要が生まれる。

2.例えば、10億円の現金をもっている人が、10億円の賃貸マンションを購入する場合と、10億円を元手にして50億円の賃貸マンションを購入する場合を比べています。

前者は借金がないので最初から賃料がそのまま自分の手元に残ります。後者は借金の返済があるものの、より条件のよい物件とそれに見合った額の家賃収入が手に入ります。もちろん、賃貸経営に失敗して借金を返せなくなったり、マンションの価格が上下するリスクを負う勇気がないと踏み込めない投資ですが。

投資資金にレバレッジを利かせてより大きな収入を得る方法の一つです。無借金が望ましいという考えもありますが、より早く財産を増やしたいお金持ちはリスクを負ってでもお金を借り入れて投資します。

いずれにしても、資金繰りに困ってお金を借り入れるといったネガティブな借金ではなく、投資効率を高めるためにポジティブな借金をしているということですね。

お金持ちのお金がなくならない理由

●「なぜお金が増えるのか」

●「なぜお金が減らないのか」

お金が増える理由

  1. 充分な元手がある
  2. リスクを取る勇気がある
  3. お金以外の「無形の財産」がある

お金が減らない理由

  1. 贅沢に見えても、「活きたお金」の使い方をする
  2. 「負のレバレッジ」を避ける
  3. ピンチをチャンスととらえる
  4. 信頼や堅実さを大切にする

お金持ちはお金を減らさないためにこの4つを自然にあるいは、意識的に行っている。

お金持ちの苦悩/お金持ちの子どもは将来が決まりがち

お金持ちの子どもに生まれることは必ずしもよい面ばかりではありません。

様々な制約があり、その最たる例が職業の選択です。

お金持ちの子どもの多くは、親が経営していた会社を継いだり、親と同じ職業を選びます。

家業を継ぐ選択をした子どもには、親との葛藤が待ち受けています。

子どもが何か決めようとしても、親の「鶴のひと声」ですべて覆されてしまうような主従関係に陥りがちである。

たとえば、オーナー企業で父親は形式的には会長に退き、息子が社長に就任したとしても、重要な意思決定はすべて会長が行っていて息子に権限はないというケースは珍しくありません。

お金持ちの子どもにも苦労や苦悩はある。しかし、お金や経営について早い段階から学ぶ機会や触れる機会に恵まれているというのはすごく羨ましく感じます。


🔴まとめ

この本を読む前に感じていた「お金持ちのお金はなぜなくならないのか?」という疑問の答えは実にシンプルなものでした。

「お金がたくさんあるから」。

つまり、収入と支出のバランスが取れているだけでなく、

収入が支出を大幅に上回っているため贅沢をしてもお金がなくならないということ。

お金持ちになる方法について書かれている本は沢山ありますが、

お金持ちになる方法ではなく、お金持ちがお金持ちたる所以は何なのか?について書かれている点は、他の本と違っておもしろいと感じました。

お金持ちに対してマイナスなイメージ(ほとんど働かずにぶら下がっている人)を持つ人も多いかと思います。

しかし、このような人はごく僅かで、お金持ちにはお金持ちにしか分からない苦悩や苦労があることが本書を読んで改めて知ることができました。

本書は「お金持ちも決して楽ではない」というお金持ちの現実を知る良いきっかけになると感じます。

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