タイプを知ることで「自己理解」だけでなく「他者理解」も深められる(9タイプコーチング/安村明史)

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「9タイプコーチング~部下は9つの人格に分けられる~」安村明史さんの著書です。

本書で書かれているエニアグラムコーチング(EC)とはエニアグラム診断にコーチングを組み合わせたものです。

エニアグラムによる人間の気質を捉え、それに沿ってコーチングを行う方法です。

エニアグラム診断とは? 人間の気質に焦点を当てた診断ツールのことです。

本書では、コーチングを使ってそれぞれのタイプに適した接し方、対処法について書かれています。

タイプに合った接し方をすることで、相手の能力を最大限に引き出すことが可能になります

この本はこのような人にオススメです。

●コーチングについて知りたい

●コーチングの技術を学びたい

●部下の言動が理解できない

●自分のタイプを知りたい

●相手のタイプを知りたい

コーチングとは何か?

人には達成したいと思う気持ちや目標があります。その目標を、自ら決めた方法で積極的に素早く達成することができるように、個人的な特性と強みを活かし、その人が本来もっている能力と可能性を最大限に発揮することを目的として、自ら考えさせ、行動を促すために、相手の取るべき手段を引き出すコミュニケーションサポートです。

引用:http://www.c-coach.jp/learn/

気質ごとにモチベーションは異なる

それぞれのタイプによってモチベーションの上がる言葉は異なる!?

自己流のコミュニケーション方法で指導・育成をしている場合、知らず知らずの内に相手のモチベーションを下げているかもしれません。

上司から拒絶の言葉や価値観を否定することばを言われた場合、モチベーションを高く保ち続けるのは簡単なことではありません。

『コミュニケーションにおける最高の方法は、相手の言葉で語ることだ』と言われていますが、コーチはまず、相手の言葉を学ぶ必要があります。

相手の気質に合わせた言葉をコーチが使うことにより、親密さを深め、強い信頼関係の土台を築くことができます。

例えば、

タイプ1の言語は「であるべき」、タイプ2は「感謝、謙虚さ」、

タイプ3は「挑戦、ゴールにむかって」、タイプ4は「感動」です。

これらの言語はそれぞれのタイプの価値観を表しています。これらの価値観を含む言語を使用することで、共感された、受け入れられたと相手に感じさせ、話しやすく、協同的な関係を構築することができるのです。

それぞれのタイプによって価値観を表す言葉は異なるので、まずタイプごとの価値観学ぶことがとても重要となってきます。

気質が明確になり、その気質に沿ったコーチングができれば個人の価値観に合った効果的なコーチングが可能となると説明している。

投げかける言葉ひとつで相手のモチベーションを高めることも、下げることもできてしまいます。

コーチングスキルの2つの柱

コーチングを行う際に、コーチが使用するスキルをコーチングスキルと呼んでいます。効果的なコーチングをするためにはコーチングスキルが重要になってきます。

数あるスキルの中でも大きな柱として考えられているものがこの2つ。

積極的傾聴

5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を使って

曖昧なことを明確にする質問をして相手に課題と答えを気づかせること。

①なぜ積極的傾聴が重要なのか?

人は自分の言葉に真剣に耳を傾けてくれる相手に対して信頼感や安心感を感じるものです。

反対に、相手の言葉を遮って自分の言葉だけを押し通そうとする相手に対しては拒否感や嫌悪感を感じるもの。

相手との信頼感を深めるために相手の言葉に耳を傾ける「積極的傾聴」がとても重要となります。

診断チェック表を使って自分のタイプを特定してみた❕

本書の中に診断チェック表があるので、質問に答えていくだけで自分のタイプを教えてくれます!

自分のタイプについて知りたい方はやってみてください。

タイプ1=完全でありたい

タイプ2=人の助けになりたい人

タイプ3=成功を追い求める人

タイプ4=特別な存在であろうとする人

タイプ5=知識を得て観察する人

タイプ6=安全を求め慎重に行動する人

タイプ7=楽しさを求め計画する人

タイプ8=強さを求め自己主張する人

タイプ9=調和と平和を願う人

僕のタイプ4でした。

タイプ4=特別な存在であろうとする人

タイプ4の特徴

寅さん/スナフキンのような人。特徴は個性的なこと。自由と孤独を愛する。

このタイプの人生は旅のように自由で社会から束縛されることを嫌います。他者や社会と積極的に交わらずに自分の世界に生きることに価値を置く

「自分らしくあること」を最も重要視する。時代にそぐわない服装や変わったこだわりから「自分らしくあること」を表現している。

タイプ4は一人で物思いに沈んでいることがあり、どこか繊細な感じがします。大勢の人との飲み会や職場旅行を基本的に喜びません。それよりも、自分の世界の中で自分の感情を揺すぶられるような「出会い」や「出来事」、「感動」を追い求めます。

本書では、特徴の他にも

●各タイプの見分け方

タイプ別のトラブル対処法

相性の合わないタイプ

についても書かれています。

大変なコーチング学習でありますが、自分のタイプを知り、相手のタイプを知ることで「自己理解」・「他者理解」の両方を深めることができると感じました。

お互いのことを理解することができれば、人間関係をより深めることができるのではないでしょうか


🔴まとめ

9タイプ・コーチング―部下は9つの人格に分けられるについて書きました。

EC(エニアグラム・コーチング)は、外資系の企業では実際に使っている会社もあるみたいです。

しかし、外資系だけでなくもっと多くの会社で使われるようになれば、個々の力を最大限に活かすこと個々の強みを活かして伸ばしてあげることできるのにと感じます。