吉田尚記/「没頭力」~なんかつまらないを解決する技術~

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吉田尚記さんの「没頭力」なんかつまらないを解決する技術。

日常生活で苦しいことがあるわけでも、辛い状況にあるわけでもない。けれど、「なんかつまらない」そんな行き場のない虚無感をずっと感じていました。

本書は、人生におけるラスボスの「なんとなくつまらない」や「うっすらとした不安」に対抗するために、「没頭する技=没頭力を身につけよう!」というのがテーマとなっています。

没頭とは何か、没頭するためにはどんなことが必要なのかについて、吉田さん自身の経験を交えて書かれているため、とても分かりやすい内容となっています。

「さて、没頭するか」と没頭をコントロールすることができるようになる、そんなワクワクを感じることができる一冊です。

本書は、「〇〇すればいい」といった答えを提示してくれるものではありませんが、「なんかつまらない」「楽しいことない?」と感じているのであれば、つまらない日常を脱却するための手助けとなってくれるでしょう。

没頭とは?

「没頭」とは、『何かに夢中になって時間を忘れてしまうくらいの強烈な集中状態』を指し、あっという間に時間が過ぎていて終わったあとにはスッキリすること。

スポーツ選手に見られる『ゾーン』やランナーズハイなんかも同じ種類のものだそうです。



「没頭(フロー)」できる人の方が、できない人よりも幸福度が高いという研究結果もあるそうで、「没頭」は幸福度を高めてくれる重要な要素です。

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人生を上機嫌で過ごす

予防医学の世界では一番最初に「幸せ」を定義するそうです。予防医学的な幸せとは何かというと、「ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る」こと。

「幸せになる」ではなく、『ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る』を人生の目的とする。

幸せになることを人生の目的とするよりも、こっちの方がわかりやすいし、そのために具体的に何をしたらいいのかをイメージしやすいと思いませんか?

約50%の人がめったにワクワクしていない!?

吉田尚記さんがニコ生でアンケートをとったところ、このような結果が出たそうです。

「ワクワクして目が覚めて、夜満ち足りて眠る」ことがありますか?

① ほとんど毎日 5.5%
② たまに 21.7%
③ めったにない 50.4%
④ ありえない 22.3%

毎日ワクワクしている人はたった5.5%。

よく「昔は楽しかった」って言い方をしますよね。「若い頃の方が楽しい」って言っている大人の人は多い。

それはなぜか?

結局、今が楽しくない=つまらないからなんです。

没頭というモード

「没頭できる対象を見つけろ」ではなくて、最終目標はこっちだと思うんです、「没頭というモード」を手に入れる。

夢中になれるものが見つからない。没頭できるものってどうやって見つければいいの?

なんかつまらないと感じている人は夢中になれるものがわからないという人が多いかと思います。

しかし、大事なことは「没頭できる対象」を探すのではなく、「没頭できること」。

没頭をコントロールすることができれば、その対象はスポーツ、料理、プラモデル作りなど何だっていいんです。

没頭できることを言い換えると、「好きなこと」。

最難関の試験に合格する人のほとんどは「試験はゲームだ」って言うそうです。就職活動に有利だからとか、東大に入ること自体が目的になってしまっている人は勉強がめちゃくちゃ好きな人には勝てない。

没頭の仕組み

  1. ゴールとルールがはっきりしていて、フィードバックが早いこと
  2. 目の前のことに100%集中している
  3. 無意識に身体を動かしている
  4. 自分というものを無くしている
  5. 時間の感覚がなくなっていること
  6. その場の状況を自分でコントロールできている
  7. その行動自体が目的になっている
  8. 自分の持っているスキルと課題のバランスが取れていること

この条件を満たしていると没頭しやすいのだそう。

没頭の無限ループ

エクストリームスポーツの世界では、自分のスキルより4%難しいことに挑戦するときが、一番フローに入りやすいと言われているそうです。
これを延々と繰り返していけば、無限に没頭することができるし、没頭している間は気持ちがいいから辛くない。これってめちゃくちゃスゴくないですか?

4%とは、少し背伸びをすればできるぐらいの難易度。

今の自分のスキルでラクにできることではなく、ちょっと頑張ればできること。

これを積み重ねていくことがポイントです。
難しそうだなと思うことに挑戦して、できたときは嬉しい!自分ってやればできるじゃん!
そうやって「頑張ればできる」という自信がつくと、どんどん難しいことにチャレンジしたくなる。

大人になると失敗が怖くなってチャレンジすることを躊躇してしまいます。チャレンジしなければ、もちろん失敗はしませんが、成功することもありません。

現状維持を続けていれば、マンネリ化して、「なんかつまらない」という状態に陥ってしまうのは当然です。
マンネリを打破するには、没頭すること。
時間を忘れて何かに没頭することからはじめてみることが大切です。

没頭力「なんかつまらない」を解決する技術。
日々の生活に、マンネリや虚無感を感じている人に読んでほしい